【活用ガイド】

JVNDB-2012-002591

NUT の upsd 内の common/parseconf.c の addchar 関数におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Network UPS Tools (NUT) の upsd 内の common/parseconf.c の addchar 関数には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Network UPS Tools
  • NUT 2.6.4 未満

想定される影響

第三者により、非印字文字 (non-printable characters) を含む過度に長い文字列を介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (電力供給停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mandriva, Inc. Network UPS Tools openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2944
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2944
更新履歴

  • [2012年06月05日]
      掲載
    [2012年06月27日]
      ベンダ情報：Mandriva, Inc. (MDVSA-2012:087) を追加
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報：openSUSE (openSUSE-SU-2012:1069) を追加

公表日2012/05/29
登録日2012/06/05
最終更新日2012/09/14