【活用ガイド】

JVNDB-2012-002575

CVS の src/client.c 内の proxy_connect 関数におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

CVS の src/client.c 内の proxy_connect 関数には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


CVS
  • CVS 1.11
  • CVS 1.12

想定される影響

リモートの HTTP プロキシサーバにより、巧妙に細工された HTTP 応答を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CVS Debian オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0804
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0804
更新履歴

  • [2012年05月31日]
      掲載
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-0804 Buffer Errors vulnerability in CVS) を追加