【活用ガイド】

JVNDB-2012-002562

HAProxy のヘッダキャプチャ機能のトラッシュバッファにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

HAProxy のヘッダキャプチャ機能のトラッシュバッファには、global.tune.bufsize がデフォルトより大きな値に設定され、ヘッダの書き換え機能が有効な場合、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Willy Tarreau
  • HAProxy 1.4.21 未満

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux Willy Tarreau
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2942
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2942
更新履歴

  • [2012年05月29日]
      掲載
    [2012年05月30日]
      CVSS による深刻度:基本値と攻撃条件の複雑さを変更
    [2013年08月27日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201301-02) を追加