【活用ガイド】

JVNDB-2012-002541

Linux Kernel の pmcraid_ioctl_passthrough 関数における整数符号エラーの脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Linux Kernel の drivers/scsi/pmcraid.c 内の pmcraid_ioctl_passthrough 関数には、整数符号エラーの脆弱性が存在します。

なお、本件は、要求されたファイル記述子を取得するための特権つきプログラムを提供する、特異な環境でのみ脆弱性とされる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、負の値を含む ioctl コールを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費またはメモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2906
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2906
更新履歴

  • [2012年05月28日]
      掲載
    [2015年11月16日]
      概要:内容を更新