【活用ガイド】

JVNDB-2012-002477

複数の Atlassian 製品における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Atlassian JIRA、Confluence、FishEye、Crucible、Bamboo、および Crowd は、サードパーティ製の XML パーサの機能を適切に制限しないため、任意のファイルを読まれる、またはサービス運用妨害 (リソース消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.1 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Atlassian
  • Bamboo 3.3.4 未満
  • Bamboo 3.4.5 未満の 3.4.x
  • Confluence 3.5.16 未満
  • Confluence 4.0.7 未満の 4.0
  • Confluence 4.1.10 未満の 4.1
  • Crowd 2.0.9 未満
  • Crowd 2.1.2 未満の 2.1
  • Crowd 2.2.9 未満の 2.2
  • Crowd 2.3.7 未満の 2.3
  • Crowd 2.4.1 未満の 2.4
  • Crucible 2.5.8 未満
  • Crucible 2.6.8 未満の 2.6
  • Crucible 2.7.12 未満の 2.7
  • FishEye 2.5.8 未満
  • FishEye 2.6.8 未満の 2.6
  • FishEye 2.7.12 未満の 2.7
  • JIRA 5.0.1 未満

想定される影響

第三者により、任意のファイルを読まれる、またはサービス運用妨害 (リソース消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Atlassian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2926
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2926
更新履歴

  • [2012年05月23日]
      掲載