【活用ガイド】

JVNDB-2012-002469

ConnMan の loopback プラグインにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

ConnMan の loopback プラグインには、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ConnMan project
  • ConnMan 0.85 未満

想定される影響

第三者により、DHCP 応答内の (1) ホスト名、または (2) ドメイン名に仕込まれたシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ConnMan project Gentoo Linux Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2321
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2321
更新履歴

  • [2012年05月22日]
      掲載
    [2012年09月04日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201205-02) を追加