JVNDB-2012-002466

JVNDB-2012-002466
Gajim の src/common/latex.py における任意のファイルを上書きされる脆弱性
概要
Gajim の src/common/latex.py には、get_tmpfile_name 関数に関する処理に不備があるため、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 3.3 (注意) [NVD値] 攻撃元区分: ローカル攻撃条件の複雑さ: 中攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): なし完全性への影響(I): 部分的可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム

Gajim.org Gajim 0.15

想定される影響
ローカルユーザにより、一時的な LaTeX ファイル上でのシンボリックリンク攻撃 (symlink attack) を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
Gajim.org Gajim : Changeset 13759 Gajim : Changeset 13766
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2012-2093
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2093
更新履歴
[2012年05月22日] 掲載 [2012年06月20日] CVSS による深刻度：基本値と攻撃条件の複雑さを変更 CWEによる脆弱性タイプ一覧：情報を更新

Gajim の src/common/latex.py における任意のファイルを上書きされる脆弱性