【活用ガイド】

JVNDB-2012-002297

Oracle Outside In Technology における Outside In Image Export SDK の処理に関する脆弱性

概要

Oracle Outside In Technology には、Outside In Image Export SDK に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 6.0.0.1 未満の 6.0.0
  • IBM WebSphere Portal 6.0.1
  • IBM WebSphere Portal 6.1.0.6 CF27 未満の 6.1.0
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5.3 CF27 未満の 6.1.5
  • IBM WebSphere Portal 7.0.0.2 CF25 未満の 7
  • IBM WebSphere Portal 8.0.0.1 CF08 未満の 8
オラクル
  • Oracle Fusion Middleware Oracle Outside In Technology 8.3.5
  • Oracle Fusion Middleware Oracle Outside In Technology 8.3.7

IBM WebSphere Portal をアップグレード後に Interim Fix PI07290 を適用する必要があります。
本脆弱性の影響を受ける IBM 製品の詳細については、ベンダ情報 1660640 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、情報が漏えいする、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1660640
  • IBM セキュリティー情報 : 1660774
オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0556
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0556
更新履歴

  • [2012年05月09日]
      掲載
    [2014年02月21日]
      影響を受けるシステム:IBM (1660640) の情報を追加
      ベンダ情報:IBM (1660640) を追加
      ベンダ情報:IBM (1660774) を追加