【活用ガイド】

JVNDB-2012-002214

Cisco IOS における No Service Password-Recovery 機能を回避される脆弱性

概要

Cisco IOS には、No Service Password-Recovery 機能を回避される、またはスタートアップコンフィギュレーションを読まれる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtr97640 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.4
  • Cisco IOS 15.0 から 15.2

想定される影響

攻撃者により、No Service Password-Recovery 機能を回避される、またはスタートアップコンフィギュレーションを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3289
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3289
更新履歴

  • [2012年05月08日]
      掲載