【活用ガイド】

JVNDB-2012-002207

Cisco IOS の拡張 ACL 機能におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco IOS の拡張 ACL 機能は、"log" または "time" キーワードで終わる行をすべて切り捨てるため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCts01106 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2(58)SE2
  • Cisco IOS 15.0(1)SE

想定される影響

第三者により、この状況を利用したネットワークトラフィックを送信されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0362
更新履歴

  • [2012年05月08日]
      掲載