【活用ガイド】

JVNDB-2012-002136

複数の Mozilla 製品における IPv6 リテラルのアクセス制御リスト (ACL) を回避される脆弱性

概要

複数の Mozilla 製品は、Origin および Sec-WebSocket-Origin HTTP ヘッダを適切に構成しないため、IPv6 リテラルのアクセス制御リスト (ACL) を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 4.x から 11.0
  • Mozilla SeaMonkey 2.9 未満
  • Mozilla Thunderbird 5.0 から 11.0

想定される影響

第三者により、非標準のポート番号、および特定の 0 フィールドを含む IPv6 アドレスを使用するクロスサイト (1) XMLHttpRequest または (2) WebSocket を介して、IPv6 リテラルのアクセス制御リスト (ACL) を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation : Seamonkey
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2012-28
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2012-28
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0475
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0475
更新履歴

  • [2012年04月26日]
      掲載