【活用ガイド】

JVNDB-2012-002112

WordPress および他の製品で使用される Plupload における同一生成元ポリシーを回避される脆弱性

概要

WordPress の wp-includes/js/plupload/、および他の製品で使用される Plupload は、SWF コンテンツが読み込まれたドメインに関わらずスクリプトを有効にするため、同一生成元ポリシー (Same origin policy) を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Moxiecode Systems
  • Plupload 1.5.4 未満
WordPress.org
  • WordPress 3.3.2 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたコンテンツを介して、同一生成元ポリシー (Same origin policy) を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Moxiecode Systems WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2401
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2401
更新履歴

  • [2012年04月24日]
      掲載