【活用ガイド】

JVNDB-2012-002057

OpenJPEG の JPEG 2000 コーデックにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

OpenJPEG の JPEG 2000 コーデックは、ファイル解析中に適切にメモリを割り当てないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


OpenJPEG project
  • OpenJPEG 1.5 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたファイルを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Gentoo Linux OpenJPEG project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1499
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1499
更新履歴

  • [2012年04月12日]
      掲載
    [2012年07月25日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2012-9602) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2012-9628) を追加
      ベンダ情報：Gentoo Linux (GLSA 201206-06 / OpenJPEG) を追加

公表日2012/04/11
登録日2012/04/12
最終更新日2012/07/25