【活用ガイド】

JVNDB-2012-002020

Google Chrome 上で稼働する Adobe Flash Player におけるサービス運用妨害 (メモリ破損) の脆弱性

概要

Google Chrome 上で稼働する Adobe Flash Player には、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる、またはその他の詳細不明な影響を受ける脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2012-0724 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 18.0.1025.151 未満
アドビ
  • Adobe Flash Player 11.1.102.228 およびそれ以前 (Chrome)

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、またはその他の詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google Xerox アドビ オラクル 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0725
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0725
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0011
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて(2012年03月29日)
更新履歴

  • [2012年04月10日]
      掲載
    [2012年06月01日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Adobe Flashplayer (Solaris 11)) を追加
    [2012年11月16日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Adobe Flashplayer (Solaris 10)) を追加
    [2013年06月07日]
      ベンダ情報:Xerox (XRX13-003) を追加