【活用ガイド】

JVNDB-2012-002006

Quagga の bgpd の BGP 実装におけるサービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) の脆弱性

概要

Quagga の bgpd の BGP 実装は、OPEN メッセージのメッセージバッファを適切に使用しないため、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Quagga
  • Quagga 0.99.20.1 未満
インターネットイニシアティブ
  • SEIL/B1 ファームウェア 3.70
  • SEIL/X1 ファームウェア 3.70
  • SEIL/X2 ファームウェア 3.70
  • SEIL/x86 ファームウェア 2.20 から 2.31

想定される影響

第三者により、不正な形式の 4-octet AS Number Capability (AS4 互換) に関連するメッセージを介して、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Quagga インターネットイニシアティブ オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0255
参考情報

  1. JVN : JVNVU#551715
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0255
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#551715
更新履歴

  • [2012年04月09日]
      掲載
    [2012年09月04日]
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2012-5436) を追加
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2012-5411) を追加
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2012-5352) を追加
    [2012年09月06日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple Vulnerabilities in Quagga) を追加
    [2012年11月13日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1259) を追加