【活用ガイド】

JVNDB-2012-001953

Windows 上で稼働する Adobe Flash Player および AIR における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する Adobe Flash Player および AIR の ActiveX コントロールは、URL セキュリティドメインの確認を適切に行わないため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe AIR 3.1.0.4880 およびそれ以前
  • Adobe Flash Player 10.3.183.18 未満
  • Adobe Flash Player 11.1.102.63 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xerox アドビシステムズ オラクル 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0772
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0772
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0011
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて(2012年03月29日)
更新履歴

  • [2012年03月30日]
      掲載
    [2012年04月03日]
      ベンダ情報:富士通 (アドビ システムズ社 Adobe Flash Player の脆弱性に関するお知らせ) を追加
    [2012年06月01日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Adobe Flashplayer (Solaris 11)) を追加
    [2012年11月16日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Adobe Flashplayer (Solaris 10)) を追加
    [2013年06月07日]
      ベンダ情報:Xerox (XRX13-003) を追加