【活用ガイド】

JVNDB-2012-001951

InspIRCd にメモリ破損の脆弱性

概要

InspIRCd には、メモリ破損の脆弱性が存在します。

InspIRCd には、DNS クエリの処理に問題があり、ヒープメモリ破損の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Inspire IRCd
  • InspIRCd

想定される影響

遠隔の第三者によって、プログラムを実行しているユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者の提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* アクセスを制限する
* の設定を有効にする
ベンダ情報

Inspire IRCd
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1836
参考情報

  1. JVN : JVNVU#212651
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1836
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#212651
更新履歴

  • [2012年03月29日]
      掲載