【活用ガイド】

JVNDB-2012-001943

UNIX 上で稼働する Opera における重要な情報を取得される脆弱性

概要

UNIX 上で稼働する Opera は、印刷中の一時ファイルに World Readable パーミッション (誰でも読むことができる権限) を使用するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 11.62 未満 (UNIX)

想定される影響

ローカルユーザにより、印刷中の一時ファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1930
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1930
更新履歴

  • [2012年03月29日]
      掲載

公表日2012/03/28
登録日2012/03/29
最終更新日2012/03/29