【活用ガイド】

JVNDB-2012-001870

複数の製品の Gzip ファイルパーサにおけるマルウェア検知を回避される脆弱性

概要

複数の製品の Gzip ファイルパーサには、マルウェア検知を回避される脆弱性が存在します。

異なる Gzip パーサ の実装にも問題があると公表された場合、本脆弱性は複数の CVE に分割される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Antiy Labs
  • AVL SDK 2.0.3.7
Authentium
  • Command Antivirus 5.2.11.5
FRISK Software International
  • F-Prot Antivirus 4.6.2.117
Jiangmin
  • Jiangmin Antivirus 13.0.900
K7 Computing
  • K7 AntiVirus 9.77.3565
VirusBlokAda
  • VBA32 3.12.14.2
アラジン
  • eSafe 7.0.17.0
クイックヒール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
  • Quick Heal 11.00

想定される影響

第三者により、末尾にストレイバイトを伴う .tar.gz ファイルを介して、マルウェア検知を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Antiy Labs Authentium FRISK Software International Jiangmin K7 Computing VirusBlokAda アラジン クイックヒール・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1460
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1460
更新履歴

  • [2012年03月23日]
      掲載