【活用ガイド】

JVNDB-2012-001858

IBM DB2 におけるテーブルデータのビューの制限を回避される脆弱性

概要

IBM DB2 は、変数を適切にチェックしないため、テーブルデータのビューの制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 FP9 未満の 9.5
  • IBM DB2 9.7 から FP5
  • IBM DB2 9.8 から FP4

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された SQL CREATE VARIABLE ステートメントを実行する CREATEIN 特権を利用されることで、テーブルデータのビューの制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0709
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0709
更新履歴

  • [2012年03月23日]
      掲載