【活用ガイド】

JVNDB-2012-001733

WebKit の拡張サブシステムにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

WebKit の拡張サブシステムは、履歴のナビゲーションを適切に処理しないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 17.0.963.78 未満
アップル
  • Safari 5.1.7 未満
  • Apple Mac OS X v10.6.8
  • Apple Mac OS X v10.7.4
  • Apple Mac OS X Server v10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.7.4
  • iOS 5.1.1 未満
  • iPad
  • iPhone
  • iPod touch

想定される影響

第三者により、"ユニバーサル XSS (UXSS)" の問題を利用することで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google アップル
  • Apple Security Updates : HT5278
  • Apple Security Updates : HT5282
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3046
参考情報

  1. JVN : JVNVU#341483
  2. JVN : JVNVU#241779
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3046
更新履歴

  • [2012年03月13日]
      掲載
    [2012年05月09日]
      影響を受けるシステム：アップルの情報を追加
    [2012年05月11日]
      タイトル：内容を修正
      概要：内容を修正
      影響を受けるシステム：アップル (HT5282) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (HT5282) を追加

公表日2012/03/08
登録日2012/03/13
最終更新日2012/05/11