【活用ガイド】

JVNDB-2012-001730

ABB Robot Communications Runtime におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

複数の ABB 製品で使用される ABB Robot Communications Runtime の RobNetScanHost.exe には、スタックベースのバッファオーバフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ABB
  • ABB Interlink Module
  • IRC5 OPC Server
  • PC SDK
  • PickMaster 3
  • PickMaster 5
  • Robot Communications Runtime 5.14.02 未満
  • RobotStudio
  • RobView 5
  • WebWare SDK
  • WebWare Server

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された (1) 0xA または (2) 0xE Netscan パケットを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ABB
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0245
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0245
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-059-01
更新履歴

  • [2012年03月13日]
      掲載

公表日2012/03/09
登録日2012/03/13
最終更新日2012/03/13