【活用ガイド】

JVNDB-2012-001613

IBM Tivoli Provisioning Manager における SQL インジェクションの脆弱性

概要

IBM Tivoli Provisioning Manager Express for Software Distribution には、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Provisioning Manager Express for Software Distribution 4.1.1

想定される影響

第三者により、以下の項目を介して、任意の SQL コマンドを実行される可能性があります。

(1) SoapServlet サーブレット内の Printer.getPrinterAgentKey 関数の SOAP メッセージ
(2) register.do サーブレット内の User.updateUserValue 関数
(3) logon.do サーブレット内の User.isExistingUser 関数
(4) CallHomeExec サーブレット内の Asset.getHWKey 関数
(5) getAttachment サーブレット内の Asset.getMimeType 関数
(6) addAsset.do サーブレット内の Asset.getMimeType 関数
(7) 巧妙に細工された EG2 ファイル
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0199
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0199
更新履歴

  • [2012年03月07日]
      掲載

公表日2012/03/06
登録日2012/03/07
最終更新日2012/03/07