【活用ガイド】

JVNDB-2012-001608

IBM AIX および VIOS におけるサービス運用妨害 (システムクラッシュ) の脆弱性

概要

IBM AIX および VIOS には、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2012-0194 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM VIOS 2.1.x
  • IBM VIOS 2.2.x
  • IBM AIX 5.3 
  • IBM AIX 6.1 
  • IBM AIX 7.1 

想定される影響

第三者により、識別子 1 を含む ICMP エコー応答パケットを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1385
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1385
更新履歴

  • [2012年03月06日]
      掲載