【活用ガイド】

JVNDB-2012-001505

複数の Cisco Nexus スイッチの Cisco NX-OS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco Nexus スイッチの Cisco NX-OS には、サービス運用妨害 (NetStack プロセスクラッシュおよびデバイスのリロード) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCti23447、CSCti49507、および CSCtj01991 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 4.x から 5.1.x
  • Cisco Nexus 1000V スイッチ
  • Cisco Nexus 5010 スイッチ
  • Cisco Nexus 5020 スイッチ
  • Cisco Nexus 5548P スイッチ
  • Cisco Nexus 5548UP スイッチ
  • Cisco Nexus 5596UP スイッチ
  • Cisco Nexus 7000 10 スロットスイッチ
  • Cisco Nexus 7000 18 スロットスイッチ
  • Cisco Nexus 7000 9 スロットスイッチ

影響を受けるソフトウェアのバージョンは以下の通りです。
詳細はベンダ情報をご確認ください。

Cisco Nexus 1000V シリーズ: 4.2(1)SV1(5.1) 未満の 4.2.x
Cisco Nexus 5000 シリーズ: 4.x および 5.0(2)N1(1) 未満の 5.0.x
Cisco Nexus 7000 シリーズ: 4.2.8 未満の 4.2.x、5.0.5 未満の 5.0.x、5.1.1 未満の 5.1.x
想定される影響

第三者により、不正な形式の IP パケットを介して、サービス運用妨害 (NetStack プロセスクラッシュおよびデバイスのリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0352
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0352
更新履歴

  • [2012年02月20日]
      掲載