【活用ガイド】

JVNDB-2012-001500

Adobe Flash Player における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Flash Player には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビ
  • Adobe Flash Player 10.3.183.15 未満
  • Adobe Flash Player 11.1.102.62 未満の 11.x
  • Adobe Flash Player 11.1.111.6 未満 for Android 2.x および 3.x
  • Adobe Flash Player 11.1.115.6 未満 for Android 4.x

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された MP4 データを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux openSUSE project アドビ レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0753
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0753
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0006
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて(2012年02月16日)
更新履歴

  • [2012年02月20日]
      掲載
    [2012年02月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:0144) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:0265-1) を追加
    [2012年08月27日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201204-07) を追加