【活用ガイド】

JVNDB-2012-001498

Adobe Flash Player の ActiveX コントロールにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Flash Player の ActiveX コントロールには、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビ
  • Adobe Flash Player 10.3.183.15 未満
  • Adobe Flash Player 11.1.102.62 未満の 11.x

想定される影響

攻撃者により、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビ 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0751
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0751
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0006
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて(2012年02月16日)
更新履歴

  • [2012年02月20日]
      掲載