【活用ガイド】

JVNDB-2012-001389

複数の Mozilla 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Mozilla 製品には、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 10.0.1 未満の 10.x
  • Mozilla SeaMonkey 2.7
  • Mozilla Thunderbird 10.0.1 未満の 10.x

想定される影響

第三者により、Cycle Collector による XBL バインディングを含むハッシュテーブルへのアクセスに関連した nsXBLDocumentInfo::ReadPrototypeBindings 関数呼び出しの失敗を誘発されることで、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation : Seamonkey
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2012-10
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2012-10
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0452
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0452
更新履歴

  • [2012年02月14日]
      掲載