【活用ガイド】

JVNDB-2012-001297

Linux kernel におけるネットワーク盗聴を検出される脆弱性

概要

Linux kernel には、IPv6 を利用するとき、ホストがネットワーク盗聴をしているかどうかを検出される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel

想定される影響

第三者により、マルチキャストアドレスへ ICMPv6 エコー要求を送信され、エコー応答の有無を確認されることで、ホストがネットワーク盗聴をしているかどうかを検出される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4563
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4563
  2. 関連文書 : ICMPv6 Router Announcement flooding denial of service affecting multiple systems
更新履歴

  • [2012年02月07日]
      掲載