【活用ガイド】

JVNDB-2012-001281

Apple Mac OS X の Apple Type Services における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple Mac OS X の Apple Type Services (ATS) は、フォントデータファイルについてのメモリ管理を適切に行わないため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.6.8
  • Apple Mac OS X v10.7 から v10.7.2
  • Apple Mac OS X Server v10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.7 から v10.7.2

想定される影響

第三者により、 Font Book によりアクセスされる巧妙に細工されたフォントを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT5130
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3446
参考情報

  1. JVN : JVNVU#382755
  2. JVN : JVNVU#403593
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3446
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#403593
更新履歴

  • [2012年02月06日]
      掲載