【活用ガイド】

JVNDB-2012-001253

Support Incident Tracker におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Support Incident Tracker には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The Support Incident Tracker Project
  • Support Incident Tracker 3.65

想定される影響

第三者により、以下の要素を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) incident_attachments.php へのファイル名
(2) link_add.php の不特定のパラメータ
(おそらく lib/base.inc.php の clean_int 関数において適切に処理されない origref パラメータ、linkref パラメータ、linktype パラメータ、または、lib/html.inc.php の html_redirect 関数において適切に処理されない redirect パラメータ）
(3) translate.php の不特定なパラメータ
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Support Incident Tracker Project
  • The Support Incident Tracker Project : Top Page
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-5070
参考情報

  1. JVN : JVNVU#576355
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-5070
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#576355
更新履歴

  • [2012年02月01日]
      掲載

公表日2012/01/29
登録日2012/02/01
最終更新日2012/02/01