【活用ガイド】

JVNDB-2012-001234

Linux kernel におけるサービス運用妨害 (アサーションエラーおよび kernel oops) の脆弱性

概要

Linux kernel の Journaling Block Device (JBD) 機能内にある cleanup_journal_tail 関数には、サービス運用妨害 (アサーションエラーおよび kernel oops) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6
VMware
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 4.1
  • VMware ESXi

想定される影響

ローカルユーザにより、最初のログブロックに不正な値を含む ext3 または ext4 イメージを介して、サービス運用妨害 (アサーションエラーおよび kernel oops) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux VMware レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4132
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4132
更新履歴

  • [2012年01月31日]
      掲載
    [2012年12月17日]
      影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2012-0013) の情報を追加
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2012-0013) を追加