【活用ガイド】

JVNDB-2012-001231

Linux kernel におけるサービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび OOPS) の脆弱性

概要

Linux kernel の hfs_find_init 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび OOPS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6

想定される影響

ローカルユーザにより、不正な形式の MDB エクステントレコードを含む HFS ファイルシステムをマウントされることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび OOPS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2203
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2203
更新履歴

  • [2012年01月31日]
      掲載