【活用ガイド】

JVNDB-2012-001230

Linux kernel の tpm_read 関数 における TPM コマンドの結果を読まれる脆弱性

概要

Linux kernel の tpm_read 関数は、メモリを適切に初期化しないため、以前の TPM コマンドの結果を読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6

想定される影響

ローカルユーザにより、以前の TPM コマンドの結果を読まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1162
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1162
更新履歴

  • [2012年01月31日]
      掲載