【活用ガイド】

JVNDB-2012-001164

IBM Rational License Key Server その他の製品におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

IBM の Telelogic License Server の Rational Common Licensing 内の vendor デーモン、Rational License Server、および Rational License Key Server (RLKS) の ibmratl には、ログファイルの保存、名称変更、およびロード操作に関する処理に不備があるため、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2011-4135 と重複している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Rational License Key Server 8.0 から 8.1.2
  • Rational License Server 7.x
  • Telelogic License Server 2.0

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1389
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1389
更新履歴

  • [2012年01月24日]
      掲載

公表日2012/01/19
登録日2012/01/24
最終更新日2012/01/24