【活用ガイド】

JVNDB-2012-001058

OpenStack Compute の Nova および Essex におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

OpenStack Compute の Nova および Essex には、OpenStack API を使用している場合、他のユーザのテナントへのアクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute Nova 2011.3
  • OpenStack Essex

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、変更された project_id URI パラメータを含む OSAPI リクエストを介して、他のユーザのテナントへのアクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0030
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0030
更新履歴

  • [2012年01月17日]
      掲載
    [2012年01月19日]
      タイトル：内容を更新
      概要：内容を更新
      CVSS による深刻度：基本値と可用性への影響を更新
      影響を受けるシステム：内容を更新
      ベンダ情報：OpenStack (Top Page) を追加
      ベンダ情報：OpenStack (openstack / nova) を追加

公表日2012/01/11
登録日2012/01/17
最終更新日2012/01/19