【活用ガイド】

JVNDB-2011-005371

Easewe FTP OCX における任意のファイルを実行される脆弱性

概要

Easewe FTP OCX の EaseWeFtp.ocx の EaseWeFtp.FtpLibrary ActiveX コントロールは、特定のメソッドへのアクセスを制限しないため、任意のファイルを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Easewe Software
  • Easewe FTP OCX ActiveX Control 4.5.0.9

想定される影響

第三者により、以下を実行される可能性があります。

(1) Execute メソッドの第一引数のパス名を介して、任意のファイルを実行される
(2) Run メソッド の第一引数のパス名を介して、任意のファイルを実行される
(3) CreateLocalFile メソッドの引数のパス名を介して、任意のファイルに書き込まれる
(4) CreateLocalFolder メソッドの引数のパス名を介して、任意のディレクトリを作成される
(5) DeleteLocalFile メソッドの引数のパス名を介して、任意のファイルを削除される
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Easewe Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-5292
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-5292
  2. 関連文書 : Easewe FTP ActiveX Control Multiple Insecure Methods
更新履歴

  • [2015年01月07日]
      掲載

公表日2011/06/22
登録日2015/01/07
最終更新日2015/01/07