【活用ガイド】

JVNDB-2011-005320

bzip2 の bzexe コマンドにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

bzip2 の bzexe コマンドは、抽出時に一時ファイルを適切に処理しない圧縮された実行可能なファイルを生成するため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


bzip.org
  • bzip2 1.0.5 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、一時ディレクトリを事前に作成されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

bzip.org Canonical Debian
  • Debian Bug report logs : 632862
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4089
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4089
更新履歴

  • [2014年04月21日]
      掲載

公表日2011/12/04
登録日2014/04/21
最終更新日2014/04/21