【活用ガイド】

JVNDB-2011-005272

Red Hat JBoss 製品などで使用される JBoss Web におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat JBoss Communications Platform、Enterprise Web Platform、Enterprise Application Platform、およびその他の製品で使用される JBoss Web には、巧妙に細工された UTF-8 および "内部バッファの境界に" ある "サロゲートペア文字" に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • JBoss Communications Platform 5.1.3 未満
  • JBoss Enterprise Application Platform 5 EL4
  • JBoss Enterprise Application Platform 5 EL5
  • JBoss Enterprise Application Platform 5 EL6
  • JBoss Enterprise Web Platform 5 EL4
  • JBoss Enterprise Web Platform 5 EL5
  • JBoss Enterprise Web Platform 5 EL6
  • Red Hat JBoss BRMS 5.1.0 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (無限ループ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4610
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4610
更新履歴

  • [2014年02月12日]
      掲載

公表日2011/12/14
登録日2014/02/12
最終更新日2014/02/12