【活用ガイド】

JVNDB-2011-005271

Red Hat MRG Grid などの製品で使用される Condor におけるフォーマットストリングの脆弱性

概要

Red Hat MRG Grid およびその他の製品で使用される Condor には、フォーマットストリングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Condor Project
  • Condor 7.2.0 から 7.6.4
Fedora Project
  • Fedora 16
  • Fedora 15
レッドハット
  • Red Hat Enterprise MRG 1.3
  • Red Hat Enterprise MRG v2 for Red Hat Enterprise Linux (version 6)
  • Red Hat Enterprise MRG v2 for Red Hat Enterprise Linux (version 5)

Condor の特定の 7.7.x バージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

ローカルユーザにより、(1) XML ユーザログを使用するジョブの保留の原因、(2) ファイルのファイル名が転送されるフォーマットストリング指定子を介して、サービス運用妨害 (condor_schedd デーモンおよびジョブ起動の失敗) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Condor Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 書式文字列の問題(CWE-134) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4930
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4930
更新履歴

  • [2014年02月12日]
      掲載