【活用ガイド】

JVNDB-2011-005259

特定のプラットフォーム上で稼働する OpenSSH の ssh-keysign の ssh-keysign.c における重要な鍵情報を取得される脆弱性

概要

特定のプラットフォーム上で稼働する OpenSSH の ssh-keysign の ssh-keysign.c は、意図せずオープンしたファイルディスクリプタを伴う ssh-rand-helper を実行するため、重要な鍵情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenBSD
  • OpenSSH 5.8p2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、ptrace システムコールを介して、重要な鍵情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenBSD レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4327
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4327
更新履歴

  • [2014年02月04日]
      掲載