【活用ガイド】

JVNDB-2011-005254

Xen の命令エミュレーションにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の命令エミュレーションには、サービス運用妨害 (ホストクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.0.3

想定される影響

ローカルの SMP ゲストユーザにより、スレッドの VM 終了の命令を、別のスレッドの異なる命令に置き換えられることで、サービス運用妨害 (ホストクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1780
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1780
  2. 関連文書 : CVE-2011-1780, CVE-2011-1936, kernel/xen issues
更新履歴

  • [2014年01月09日]
      掲載