【活用ガイド】

JVNDB-2011-005247

TimThumb における任意のコードをアップロードされる脆弱性

概要

TimThumb (timthumb.php) は、ドメインホワイトリストの全ソースを検証しないため、任意のコードをアップロードされ、実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性への攻撃が 2011 年 8 月に観測されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ben Gillbanks
  • TimThumb 2.0 未満

想定される影響

第三者により、src パラメータのホワイトリスト化されたドメインを含む URL を介して、キャッシュディレクトリ内のファイルへの直接のリクエストを介してアクセスされることで、任意のコードをアップロードされ、実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ben Gillbanks
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4106
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4106
  2. 関連文書 : Technical details and scripts of the WordPress Timthumb.php hack
更新履歴

  • [2013年10月29日]
      掲載