【活用ガイド】

JVNDB-2011-005245

PuTTY におけるログインパスワードを読まれる脆弱性

概要

PuTTY は、キーボードインタラクティブ認証 (keyboard-interactive authentication) 中に発生したユーザ応答を管理する際に、重要なプロセスメモリをクリアしないため、ログインパスワードを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Simon Tatham
  • PuTTY 0.59 から 0.61

想定される影響

ローカルユーザにより、プロセスメモリへのアクセス権を取得されることで、ログインパスワードを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Simon Tatham
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4607
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4607
更新履歴

  • [2013年08月26日]
      掲載