【活用ガイド】

JVNDB-2011-005236

Red Hat Enterprise Linux 上で稼働する Linux Kernel の net/bridge/br_forward.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 上で稼働する Linux Kernel の net/bridge/br_forward.c 内の __br_deliver 関数の特定の Red Hat パッチには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.18
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5

想定される影響

第三者により、Ethernet ブリッジデバイスを使用するネットワークインターフェースへの接続を利用されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびシステムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2942
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2942
更新履歴

  • [2013年06月11日]
      掲載