【活用ガイド】

JVNDB-2011-005227

jQuery におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

jQuery には、要素の選択に location.hash を使用する場合、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


jQuery
  • jQuery 1.6.3 未満
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
  • HPE Insight Control
  • HPE Insight Control サーバープロビジョニング
  • HPE Server Migration Pack
  • HPE Systems Insight Manager
  • HPE Version Control Repository Manager
  • System Management Homepage

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたタグを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical jQuery ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4969
参考情報

  1. JVN : JVNVU#94847990
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4969
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-22-097-01
  4. 関連文書 : VDE-2021-027 (Pepperl+Fuchs: WirelessHART-Gateway - Vulnerability may allow remote attackers to cause a Denial Of Service)
更新履歴

  • [2013年03月25日]
      掲載
    [2016年09月07日]
      影響を受けるシステム：ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報：ヒューレット・パッカード・エンタープライズ (HPSBMU03612) を追加
  • [2022年04月11日]
      参考情報：JVN (JVNVU#94847990) を追加
      参考情報：ICS-CERT ADVISORY (ICSA-22-097-01) を追加
      参考情報：関連文書 (VDE-2021-027) を追加

公表日2011/09/01
登録日2013/03/25
最終更新日2016/09/07