【活用ガイド】

JVNDB-2011-005219

Linux Kernel の kernel/signal.c におけるシグナル送信者の uid および pid を偽装される脆弱性

概要

Linux Kernel の kernel/signal.c には、シグナル送信者の uid および pid を偽装される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.39 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、sigqueueinfo システムコールを介して、シグナル送信者の uid および pid を偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1182
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1182
更新履歴

  • [2013年03月05日]
      掲載
    [2016年06月30日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2011:0927) を追加