【活用ガイド】

JVNDB-2011-005218

Linux Kernel の net/core/dev.c における CAP_SYS_MODULE ケーパビリティの要求を回避される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/core/dev.c 内の dev_load 関数には、CAP_SYS_MODULE ケーパビリティの要求を回避される、および任意のモジュールをロードされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.38 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、CAP_NET_ADMIN ケーパビリティを利用されることで、CAP_SYS_MODULE ケーパビリティの要求を回避される、および任意のモジュールをロードされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1019
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1019
更新履歴

  • [2013年03月05日]
      掲載