【活用ガイド】

JVNDB-2011-005210

Xen におけるサービス運用妨害 (CPU 資源の消費およびホストハング) の脆弱性

概要

Xen には、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費およびホストハング) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.1.1 およびそれ以前

想定される影響

PCI[E] デバイス制御を行うローカルゲスト OS カーネルにより、IOMMU によって拒否される多数の巧妙に細工された DMA リクエストを介して、ライブロックを誘発されることで、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費およびホストハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3131
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3131
更新履歴

  • [2012年12月14日]
      掲載