【活用ガイド】

JVNDB-2011-005206

VMware SpringSource Spring Security の RunAsManager メカニズムにおける権限を取得される脆弱性

概要

VMware SpringSource Spring Security の RunAsManager メカニズムは、Authentication オブジェクトを共有のセキュリティコンテキスト内に保存するため、競合状態により、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VMware
  • Spring Security 2.0.7 未満
  • Spring Security 3.0.6 未満の 3.0.x

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたスレッドを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #677814
VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2731
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2731
更新履歴

  • [2012年12月07日]
      掲載